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震災による牛乳類の供給不足について

今回の東北地方太平洋沖地震に被災された地域の皆様に、心よりお見舞いを申し上げると同時に、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

現在、関東圏を中心として、震災を原因とした牛乳類の供給不足の状況が続いており、消費者の方には大変なご迷惑をおかけしております。
牛乳類供給不足の原因は、エネルギー不足、紙容器不足、設備の損壊、計画停電などの要因により、「牛乳のサプライチェーン」がスムーズに機能していないことによるものです。
乳業工場では、「重油、ガソリン不足による、生産ラインの停滞、配送の遅延」、「紙容器工場損壊による容器不足」、「計画停電による工場生産ラインの稼働率低下」、など種々の要因により、いまだ通常の生産量を確保できておりません。

福島県、茨城県の生乳が福島原発事故で出荷停止となっていることも少なからず影響しますが、上記サプライチェーンの問題が非常に大きくなっています。

わたしどもは、関係各位のご協力を頂きながら、1日も早く十分な生産・供給ができるよう回復に全力をあげ取り組んでおります。状況をご理解頂きますよう、お願い申し上げます。

牛乳類のサプライチェーンに対する地震の影響