第83回 牛乳・乳製品から食と健康を考える会 開催

平成27年度におけるバターの国家貿易による輸入の方針
資料10:平成27年度におけるバターの国家貿易による輸入の方針

以上を踏まえて資料10のご説明になります。
この資料は平成27年1月23日に公表した「平成27年度におけるバターの国家貿易による輸入の方針」の文書です。
バター不足に対応するための運用改善です。(1)ではバターを輸入される方にとって輸入が何時行われるのかわからないと計画が立てづらい、海外のメーカーと輸入の商談をすることが難しいことがあったので平成27年度は1・5・9月に輸入を行うかどうかの判断を下し公表すること、また引き渡し時期を遅くとも10月までにすると変更した内容です。

バターの種類など
資料11:バターの種類など

資料10の(3)のご説明ですが資料11をご覧下さい。バターの種類を掲載しています。
バラ・ポンド・家庭用とありますが重さ・大きさによって違いがあります。バラは工場向けとなっています。この形態が世界的に貿易で流通されています。しかし、大きいため実需者である洋菓子店さんですとかが使いづらいわけです。そこで、1kgから5kgのものも輸入することとしました。今回、初めての試みです。
情報共有・発信ですが消費者や実儒者に対する情報発信が少なかった反省から平成27年度以降、需給状況について行政・メーカー・乳業団体が一丸となって情報提供をしていくように運用を変えました。

資料8を再度ご覧下さい。

バターの安定供給について
資料8:バターの安定供給について

1・5・9月に輸入するかどうかを判断するとお話をしました。1月に2,800トン、5月に10,000トンのバターを輸入すると発表しました。併せて形状拡大した1~5kgのものも2,300トン輸入する決定をしました。

平成27年度のバターの需給見込みについて
資料12:平成27年度のバターの需給見込みについて

資料12をご覧下さい。
平成27年度のバター需給見込みについてです。今年度は輸入を12,800トン実施したことと併せて生乳生産が回復しております。表の生乳生産量の27年度見込みを見ると北海道・都府県ともに生産はプラスの見込み。全体で+0.8%が見込まれます。25年度、26年度ともに生乳生産量はマイナスでした。生乳生産が回復する中でバターの生産は今年度見込みで65.9千トン(前年比+7.0%)です。
そうしますと、生産量の増加と輸入量を加えると78千トン程度国内にバターが供給される状況になります。一方消費量は75.2千トンで今年度は十分供給可能な状況です。
3月末の在庫見込みですが前年に比べて21.4千トン(前年比+19.9%)増加する情況です。

10~12月における主要乳業メーカーによるバター(※1)の供給計画
資料13:10~12月における主要乳業メーカーによるバター(※1)の供給計画

資料13をご覧下さい。
10~12月に乳業メーカーとしてのバター供給計画の表です。平成27年度計画の約1万トン強の物量は平成26年度比108%となります。平成25年と比べますと94%ですが今年度の輸入量を加えると107%となります。従って今年後半以降のバターの需給は輸入と合わせますとこれ以上追加で輸入しなくても問題は無いということから、9月25日に追加輸入しないという結論になりました。

今年も10月後半になり需要期に入ってきております。牛乳乳製品課としましては乳業協会やメーカーと情況を把握し、問題が発生すれば対応して頂くようにお願いすると伴に販売重量が異常値とならないか見ていきます。また、いろいろな機会で小売の方、実需者の方々と情報交換を定期的に行っております。
消費者の方は家庭用のバターについて国産の志向が強いため、先ずは生乳生産を回復させることが最も大事なことだと思っております。そのことについて国としてもきちんと予算措置をすることで今後とも生乳生産を回復できるような取り組みをやって行こうと思っております。

消費者の皆様にまだまだ情報提供が足りないというご指摘もございます。私たちとしてもあらゆる機会で消費者の方に情報提供しコミュニケーションをとれるようにしていきます。また、関係団体ともイベント等を通じて様々な場で情報提供をして行きたいと考えております。皆様からのご意見、ご要望を今後とも頂戴していきたいとも思っております。

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